東海エンジニア株式会社様

紙管理から脱却して健診データを活用し、健康リスクの高い従業員へアプローチしていきたい

東海エンジニア株式会社

担当者名:常務取締役 藤澤昌晴様
業種:IT・通信・ソフトウェア・情報処理
従業員数:300~500名
課題:健診結果の活用ができていない、衛生委員会の運用をきちんと行えていない
導入の背景 健康診断の結果の活用ができていなかった。衛生委員会が形骸化していた。
導入の決め手

メディフォンの存在意義に共感した。機能がワンストップで揃っている。

紙管理のため手間がかかり、健康診断結果の活用や衛生委員会での前向きな議論ができていなかった

今まで御社では、健康管理に関してどのような課題をお持ちだったのでしょうか。
一番は、健康診断の結果の活用がなかなかうまくできていなかったことです。
弊社は全国に拠点があり、受診機関は50箇所以上になります。そこから紙で健診結果が送られてくるので、それをファイリングするだけで結構な工数がかかっていました。
そのため、本来は健診結果を見て二次健診の受診勧奨をしなければいけないのですが、そこまで手が回っていませんでした。

二つ目は、当社では毎月衛生委員会を開催しているのですが、産業医の先生に我々の健康経営に対して、アドバイスをしていただくところまで踏み込めていませんでした。
要因としては、紙で来る健康診断の結果を産業医の先生に見ていただくだけで契約時間のほとんどを割かれていたからです。
衛生委員会で、健康経営をどうしていけばいいかという前向きな議論をする時間を確保できていなかったので、改善が必要だと感じておりました。

メディフォンの医療通訳システムからスタートした背景に共感し、機能もワンストップで揃っていた点が決め手になった

導入にあたって決め手となった点を教えてください。
一つ目は御社が遠隔医療の通訳システムからスタートしていて、存在意義に非常に共感した点です。
各医療機関での導入実績もあり、単にシステムを扱っている会社とは違い、ノウハウが溜まっていらっしゃるんだろうなというふうに思いました。

それと、機能がワンストップで揃っている点も管理がしやすいと感じました。
健康診断の結果が閲覧できるだけではなく、ストレスチェックやワクチン接種の履歴の確認、安全衛生委員会の議事録の確認など、本来はバラバラになっているものを、このシステムの中であれば、まとめて管理できます。
特に最近では労働時間の管理が問題になっていますが、従業員の健康状態の良し悪しと勤怠のデータを一緒に見れるので、人事が色々なケアをしやすい点もメリットだと思っています。

最終的な決め手になったのは、これだけのメニューが揃っているのに、比較的安価な値段でサービスを利用できる点です。過去の健康診断のデータも全部お渡しすれば、入力をしていただけるところも含めて決め手の一つになりました。

従業員に二次健診を受診してもらうための動機付けにしていきたい

今後のmedimentを使って実施していきたいことや、期待していることを教えてください。
medimentを通して、従業員に二次健診を受診してもらうための動機付けにしていきたいと考えています。
健康診断の結果があまりよくなかった社員に対して、どういうふうに行動変容を促すかは課題の一つです。
なので、medimentで従業員とのコミュニケーションをうまく取りながら、健康リスクを説明して二次受診の勧奨ができれば非常にいいと思っています。また従業員の健康意識が高まることが大事なので、管理するだけではなく、従業員自身に「自分の健康は自分で守る」ということを周知していきたいですね。

世の中のトレンドを踏まえて経営陣に説得していくことが大切

最後に、健康管理システムの導入を進めたいがなかなか進められない企業様に対して、アドバイスがあればお願いします。
世の中全体の動きや背景も含めながら、経営陣を説得するということが必要になってくるのではないかと思います。
最近のトレンドとしては戦略人事や人的資本経営など、以前に比べて人事総務部門の役割が世の中から高く期待されています。必ずしも健康問題だけではなく、「企業にいる人材の価値をどうやって高めていくか」ということが、これから企業が成長するための1番のポイントだと再認識ができています。
ただ実際は、担当者の方が健康経営を推進したいと思いながらも、予算の関係や経営層がどこに経営の重点をおくかという点で、温度差が出てくるのが正直なところだと思います。
しかし、これからきちんと健康経営をしていかないと企業は成長できない、あるいはもしかしたら潰れてしまうかもしれないと危機感を持って、人的資本をどうしていくかをそれぞれのポジションでよく考えて啓蒙していくことはもっと必要なのかなと思いますね。

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