紙管理のため健診関係の作業量が多く、抗体価管理も手間がかかっていた
日々の業務で感じていた課題や、mediment導入前の健康管理の状況について詳しく教えてください。
課題はふたつあったのですが、ひとつは健康診断関連業務のルーティン作業量が多い点でした。
健康診断の結果の管理は紙で行っており、産業医が就業判定を行う際は紙を1枚1枚めくって確認していました。
産業医のチェックの結果をふまえて、職員への健診結果の返送、二次健診の受診勧奨をするのですが、全て紙で行っていたため封入作業や各部署へのポスティングなどに時間を取られていました。
本来であれば、健康診断の結果が出たら速やかに受診勧奨をするのが望ましいのですが、対象者も多く、対応が遅くなっている現状でした。
他の業務も数多くある中で、健康診断の関連業務にかけられる時間も限られてしまうため、どうにか作業量を減らしたいと考えていました。
もうひとつの課題は、職員の抗体価管理とワクチン接種記録の管理に手間がかかっている点でした。
エクセルで昔のデータからずっと継ぎ足して使っているので、古いものはフォーマットや検査方法もバラバラで見づらく、確認と入力・検索にも時間がかかります。抗体価管理をしている表からワクチン接種の対象者を絞り込むのも非常に手間でした。
そのため、健康管理業務全般を少しでも今の時代に合ったデジタルな管理方法に変えたいと感じていました。